基板ひずみとは!

基板に衝撃や曲げ応力を加えると搭載部品に破壊が起きる可能性が有ります。

従来、ほとんどが手割り分割の中で、基板メーカーのV溝が採用され、その角度も90度設定と基板厚みも1.6mm厚みが主流の中、基板のこり厚みが平均0.4mmは比率的に1/5なので割れやすく、曲げても溝の干渉も無く分割出来ました。

ところが基板メーカーより突然に条件が大きく変更され、製造現場で気が付かずに従来と同じ条件分割をつずけることにより不良が発生しやすくなっています。

今日の複雑な条件が混在している場合は測定器による条件管理が必要になっています。 しかし、ひずみ測定器は通常、専任の測定器専門技術者により取り扱われますので、あらゆる条件設定をしてから、ひずみ測定器の種類と幅を選定します。  もし、誤った選定をした場合は数値のカウントが上がらない場合があり、ひずみが無いと勘違いされやすく、問題が先送り又は継続されやすくなります。

よく質問されるのが、『ひずみ測定値が低いのに不良が発生した』 ・・・何故でしょう。 測定設定が誤っていないでしょうか。 低い数値が一人歩きをして、安心感を与えているかのようですが、どの状態を表現しているのか疑問です。

普通の部品は1500μεでも簡単に破壊しませんが、設計条件や衝撃の方向などで、部品の弱い部分に負荷が集中した局部で発生し易いようです。 只、動ひずみはピークを捕らえるのが非常に難しいのです。

ですから100μεや200μεの数値の一人歩きは危険です。 

日常、手で基板を取り扱う状態でも1000με近くまでひずみが出ていますが問題はありません。 

現在、当社のひずみチェッカーはプレス方式やルーター方式などの他メーカー分割の条件だしに使用され始めています。 

切削方式などは刃先の磨耗によって、ひずみ抵抗がたえず変化しますので、メンテナンス管理が必要になります。 

これは条件緩和や設定など保守に利用すればいろんな方式の分割機の使用が可能になります。 

但し、低い数値を表示している分割機メーカーでも部品破壊は起きています。 

現在は正しい認識で、使いこなしが必要な時期です。 それは問題が発生する以前に防ぐことです。

問題が起きてから対応が出来ませんし、分割方式を変えてもなくなりません。 

時間を経過して、何度も繰り返し、又、無人化生産もまだまだ課題の多い問題です。

高度な部品と基板を扱うにはひずみのメカニズムを個々の現場で知る必要が有ります。 当社ではこういった問題を解決すべく、現場メンテナンスのチェッカー用途として、以前より開発や実験を繰り返してきました。 この蓄積データーが、役立つことを期待しております。  

 

ホームへ